遠駆け(読み)トオガケ

デジタル大辞泉 「遠駆け」の意味・読み・例文・類語

とお‐がけ〔とほ‐〕【遠駆け/遠懸け】

馬を駆って遠くまで行くこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「遠駆け」の意味・読み・例文・類語

とお‐がけとほ‥【遠駆・遠懸】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 遠くまで馬を駆ること。馬を駆って遠くまでかけめぐること。
    1. [初出の実例]「越の兵は今朝の軍に遠懸をして人馬共に疲れたる上無勢なりければ」(出典:太平記(14C後)四)
  3. 遠方まで歩きまわること。
    1. [初出の実例]「町町を売に、かならず売ぬ日の遠がけ暮に及び」(出典:浮世草子・商人職人懐日記(1713)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android