遣句(読み)やりく

精選版 日本国語大辞典 「遣句」の意味・読み・例文・類語

やり‐く【遣句】

  1. 〘 名詞 〙 連歌俳諧の付け方よみ方の一つ。難句や凝った技巧的な句が続いて付けにくくなった場合、気分をほぐしたり、次の付句を容易にしたりするために、軽く前句をうけて、あっさり付ける句。逃げ句。
    1. [初出の実例]「人ことの心にとむる秋の月〈略〉かかるならひもある世なりけり かやうに月をみるならひも有と也やり句(ク)也」(出典:俳諧・兼載独吟千句註(1494頃)八)

遣句の補助注記

「知連抄」では、「やり句」を、想像し思いやる句、または眺望、遠見する句としており、軽くあっさり付ける句は「のけ句」としている。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む