選択意志(読み)せんたくいし(その他表記)Kürwille

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「選択意志」の意味・わかりやすい解説

選択意志
せんたくいし
Kürwille

形成意志とも訳される。 F.J.テンニェスの用語。彼の人間関係ないし社会的総体理論の前提である意志論の一つ。目的と手段とを区別する合理的意志 (M.ウェーバーの「目的合理的」の概念がこれにあたる) を意味し,これに根ざすゲゼルシャフトは本質意志に基づくゲマインシャフトと異なって人間の思慮的結合であり,ここでは個人個人の目的はその効果的達成のために契約によって結合させられている。その典型は,大都市,国民,世界に示されるという。

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