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遺伝子ドーピング いでんしどーぴんぐgene doping

知恵蔵の解説

遺伝子ドーピング

遺伝子治療法を利用して特定遺伝子を筋肉細胞などに注入し、局所的なホルモン生成基地を作る手法。エリスロポエチン(赤血球増量)、ヒト成長ホルモン(体たんぱく質合成促進)、変異ミオスタチン(筋肉増量抑制作用を失った変異体)などのホルモン遺伝子が、遺伝子ドーピングに使われる可能性を持つ。薬物と異なり尿・血液検査で見つけることはきわめて困難。機能制御困難に伴う副作用として、赤血球の異常増加による血液粘性増大は、血管を詰まらせたり、筋肉が異常増大するなど、問題とされている。

(鈴木正成 早稲田大学スポーツ科学学術院特任教授 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

デジタル大辞泉の解説

いでんし‐ドーピング〔ヰデンシ‐〕【遺伝子ドーピング】

スポーツ選手が遺伝子治療の技術を利用し、競技に有利な身体機能を得るために体外から人工的に改変した遺伝子を導入すること。筋肉増強、赤血球増量などの効果が得られる。
[補説]薬物とは異なり、尿や血液を分析する通常のドーピング検査では、その使用を明らかにすることは困難とされる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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