遺却(読み)イキャク

デジタル大辞泉 「遺却」の意味・読み・例文・類語

い‐きゃく〔ヰ‐〕【遺却】

[名](スル)忘れ去ること。
後人をしてこれを追想して―することなからしむ」〈村田文夫・西洋聞見録〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「遺却」の意味・読み・例文・類語

い‐きゃくヰ‥【遺却】

  1. 〘 名詞 〙 忘れること。忘失すること。
    1. [初出の実例]「遺却金簪酔倚楼、衆中戯著裘」(出典:南郭先生文集‐初編(1727)五・青楼曲三首)
    2. 「後人をして之を追想して遺却することなからん」(出典:西洋聞見録(1869‐71)〈村田文夫〉前)
    3. [その他の文献]〔崔国輔‐長楽少年行〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「遺却」の読み・字形・画数・意味

【遺却】いきやく

忘れる。

字通「遺」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む