遺珠(読み)イシュ

デジタル大辞泉 「遺珠」の意味・読み・例文・類語

い‐しゅ〔ヰ‐〕【遺珠】

《「荘子天地から》
拾われないままで残っている玉。
世間から忘れられている人物。また、人に知られていない詩文傑作

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「遺珠」の意味・読み・例文・類語

い‐しゅヰ‥【遺珠】

  1. 〘 名詞 〙 忘れられた玉。拾い残された宝玉。転じて、世間に知られないまま残された、すぐれた詩文をいう。〔日本詩史(1771)〕〔張籍‐罔象得玄珠詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android