那智原始林(読み)ナチゲンシリン

デジタル大辞泉 「那智原始林」の意味・読み・例文・類語

なち‐げんしりん【那智原始林】

和歌山県南東部、那智山にある原始林熊野那智大社社有林で、昭和3年(1928)天然記念物。平成16年(2004)「紀伊山地霊場と参詣道」の一部として世界遺産文化遺産)に登録された。→那智山

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の那智原始林の言及

【那智山】より

…これが那智滝の豊富な水源をなし,樹種300余種におよぶという,暖地性広葉樹を主とするうっそうたる原始林に覆われる。またこの那智原始林(天)はシダ植物の多いことでも知られる。那智四十八滝や熊野古道と合わせて観光資源ともなっており,全山が吉野熊野国立公園に含まれる。…

※「那智原始林」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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