日本歴史地名大系 「那知村」の解説 那知村なちむら 熊本県:鹿本郡植木町那知村[現在地名]植木町那知前原(まえばる)村・小吉松(こよしまつ)村から那知川を隔てて西にあり、南は円台寺(えんだいじ)村、西は辻(つじ)山越しに玉名(たまな)郡西安寺(さいあんじ)村(現玉東町)に接する那知山麓の村。慶長一三年(一六〇八)の検地帳によると田八町三反七畝余・畠七町八反四畝余・屋敷七反四畝余、分米一五四石五斗余、家数二六・人数三〇、馬牛七の小村で、下ケ名に火渡し・新開・宮の前などがある。寛永郷帳には村名がなく、元禄国絵図や「国誌」は「滴水村ノ内」とする。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by