甘藷(読み)カンショ

デジタル大辞泉 「甘藷」の意味・読み・例文・類語

かん‐しょ【甘×藷/甘×薯】

サツマイモ別名

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旺文社日本史事典 三訂版 「甘藷」の解説

甘藷
かんしょ

江戸時代の代表的備荒作物
甘藷はすでに17世紀に中国福建省から琉球を経て九州など西国に伝播していた。将軍徳川吉宗が深見有隣献言により,西国地方の凶作対策に効果があった甘藷の栽培青木昆陽に命じ,備荒用作物として奨励。以来関東北陸にも普及した。琉球では唐芋 (からいも) ,九州で琉球芋,その他の地方では薩摩芋とも呼ばれる。

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百科事典マイペディア 「甘藷」の意味・わかりやすい解説

甘藷【かんしょ】

サツマイモ

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動植物名よみかた辞典 普及版 「甘藷」の解説

甘藷 (サツマイモ・カンショ)

学名Ipomoea batatas
植物。ヒルガオ科の多年草,園芸植物,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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