郡浦村(読み)こおのうらむら

日本歴史地名大系 「郡浦村」の解説

郡浦村
こおのうらむら

[現在地名]三角町郡浦

東は里浦さとのうら村、北東山田やまだ村、西はなか村に接し、南は八代海に面する。村の南西に向かって郡浦川が流れ、南東より西へ富岡とみおか往還が通じる。村の中央に打越平うちごしびら、東に迫平さこびら、西に京塚きようづか湯殿ゆどの、南西に矢房やぶさ、北東に道芽木どめき、南東に児島崎こじまざきなどの字地がみえる(郡村誌)。応永一一年(一四〇四)一〇月一〇日の肥後郡浦庄地検帳(阿蘇家文書)に「郡浦」、また字矢崎やざきは「矢崎」とあり、郡浦庄に属した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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