郭培(読み)クオ・ペイ(その他表記)Guo Pei

現代外国人名録2016 「郭培」の解説

郭 培
クオ・ペイ
Guo Pei

職業・肩書
ファッションデザイナー

国籍
中国

生年月日
1967年

出生地
北京

学歴
第二軽工学校卒

経歴
子供服のデザイナーとして働いた後、天馬のドップデザイナーとして迎え入れられ、同社の服の9割以上のデザインを手がける。コンテストねらいで創作を続けるデザイナーが多いなか、あくまでも市場における評価を優先した服作りを続けた。1996年中国最大のファッション展示会“中国国際服装服飾博覧会(CHIC)”で初めてショーを開く。’97年自身の会社・玟瑰坊(ローズスタジオ)を設立。改革・開放政策の恩恵で一気に波に乗り、北京に3軒、杭州に1軒の店を構える。単独でショーを開催し、2009年には芸能人も含め24人が集った。チャン・ツィイーなど現代中国を代表する女優たちが、こぞって衣裳デザインを依頼するといわれる。最大の特徴は刺繡ビーズなどの手工芸水墨画技法を駆使したオーダーメードにある。北京五輪ではメダル授与式や閉会式のコスチュームを担当。2012年7月日本で初めてファッションショーを開催。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android