郭巨得釜(読み)かくきょとくふ

精選版 日本国語大辞典 「郭巨得釜」の意味・読み・例文・類語

かくきょ【郭巨】 得釜(とくふ)

  1. ( 孝子郭巨が貧しさのあまり、わが子を殺しても母を飢えさせまいとした孝心を天が賞し、土中より黄金一釜を得させたという、「蒙求」の故事から ) 孝行を尽くせば必ずその報いがあることのたとえ。
    1. [初出の実例]「郭巨得釜(クッキョトクフ)」(出典譬喩尽(1786)四)

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