郭巨得釜(読み)かくきょとくふ

精選版 日本国語大辞典 「郭巨得釜」の意味・読み・例文・類語

かくきょ【郭巨】 得釜(とくふ)

(孝子郭巨が貧しさのあまり、わが子を殺しても母を飢えさせまいとした孝心を天が賞し、土中より黄金一釜を得させたという、「蒙求」の故事から) 孝行を尽くせば必ずその報いがあることのたとえ。
譬喩尽(1786)四「郭巨得釜(クッキョトクフ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android