一釜(読み)ひとつかま

精選版 日本国語大辞典 「一釜」の意味・読み・例文・類語

ひとつ‐かま【一釜】

〘名〙
① 同じ一つの釜。
浮世草子西鶴織留(1694)一「ひとつ釜(カマ)加賀米に、はしらかし汁」
② 同じ一つの釜で炊飯すること。転じて、生活をともにする親しい仲間。親密な間柄
歌舞伎・藤川船𦪌話(1826)五立「気遣ひなされますな。寺の住持一つ釜(カマ)

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