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郷土地理 きょうどちりhome geography; Heimatkunde

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

郷土地理
きょうどちり
home geography; Heimatkunde

地縁的な共同社会が成立する最小の居住単位地域もしくは基礎単位地域に関する総合的な調査研究を行い,その郷土についての特殊性と他の郷土にも共通する一般性を明らかにしてゆく研究。この研究は 19世紀フランスの社会学者によって強調され,その後おもに集落地理学の分野で社会改革を意識した地域調査として発展。日本では昭和初期に小田内通敏 (1875~1954) らによって盛んに唱えられた。第2次世界大戦後,各都道府県所在の教育関係の大学を中心として郷土地理の研究が進められた。この研究によって狭い範囲の地域について,総合的で詳細な調査を行う地域研究が発達した。

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