郷島村(読み)ごうじまむら

日本歴史地名大系 「郷島村」の解説

郷島村
ごうじまむら

[現在地名]静岡市郷島

安倍川中流の左岸沿い、竜爪りゆうそう山の北西に位置し、南は牛妻うしづま村。江島村とも書く(元禄郷帳など)。永禄一三年(一五七〇)六月一六日、武田氏は海野竹千代(海野家は近世の名主)に「安部之内郷嶋」の一貫三五〇文を横山よこやまの二〇〇文とともに寄進している(「武田家朱印状写」判物証文写)。広域地名としての安部山あべやまに属すると思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android