日本歴史地名大系 「都幾川村」の解説 都幾川村ときがわむら 埼玉県:比企郡都幾川村面積:四一・三九平方キロ東松山市によって東西に二分された比企郡のうち、西半の南西端に位置し、村域は外秩父(そとちちぶ)山地の南部(奥武蔵高原ともよばれる)を形成する山岳地帯から東方に開ける山間地帯を占める。村の西部は標高八七五・八メートルの堂平(どうだいら)山を主峰に同山から南西方に大野(おおの)峠など八〇〇メートル前後の山嶺が続き、これらの山地を水源とする都幾川は西平(にしだいら)で氷(ひ)川に合流し村の中央を東流する。東部の玉川(たまがわ)村境は標高九〇メートル前後の低い丘陵となり、JR八高線が縦断する。西は秩父市、秩父郡横瀬(よこぜ)町・東秩父村、南は入間(いるま)郡越生(おごせ)町、飯能(はんのう)市、北は小川(おがわ)町と、いずれも山の尾根を界し接する。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報