鄙辺(読み)ひなべ

精選版 日本国語大辞典 「鄙辺」の意味・読み・例文・類語

ひな‐べ【鄙辺・夷辺】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ひなへ」とも ) 都を遠く離れた地方。いなか。
    1. [初出の実例]「大君の 命かしこみ 天離る 夷部(ひなへ)にまかる 古衣 又打山(まつちやま)より 還り来ぬかも」(出典万葉集(8C後)六・一〇一九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android