鄙辺(読み)ひなべ

精選版 日本国語大辞典 「鄙辺」の意味・読み・例文・類語

ひな‐べ【鄙辺・夷辺】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ひなへ」とも ) 都を遠く離れた地方。いなか。
    1. [初出の実例]「大君の 命かしこみ 天離る 夷部(ひなへ)にまかる 古衣 又打山(まつちやま)より 還り来ぬかも」(出典万葉集(8C後)六・一〇一九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android