とっさの日本語便利帳 「酒酔星」の解説 酒酔星 夏を代表する南の空に輝く蠍(さそり)座の星の一つがこれ。赤く光る一等星のアンタレスは、蠍座の中央部にあり、赤い顔をしているので酒酔星、あるいは赤星(あかぼし)、旱星(ひでりぼし)といわれる。 女立たせてゆまるや赤き旱星\西東三鬼 この星は豊年の瑞兆とされるので、豊年星の異名もある。蠍座は南の空に大きくS字形に並んでおり、それを鉤(かぎ)針に見立てて、魚釣り星とか、鯛釣り星と呼んでいるところもある。 出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報 Sponserd by