酔ひ痴る(読み)エイシル

デジタル大辞泉 「酔ひ痴る」の意味・読み・例文・類語

えい‐し・る〔ゑひ‐〕【酔ひ痴る】

[動ラ下二]ひどく酔って物事見境がつかなくなる。よいしれる。
「ありとある上下かみしも、童まで―・れて」〈土佐

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「酔ひ痴る」の意味・読み・例文・類語

えい‐し・るゑひ‥【酔痴】

  1. 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 酒に酔って正体がなくなる。よいしれる。
    1. [初出の実例]「ありとあるかみしも、わらはまでゑひしれて」(出典:土左日記(935頃)承平四年一二月二四日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android