酣酔(読み)カンスイ

デジタル大辞泉 「酣酔」の意味・読み・例文・類語

かん‐すい【×酣酔】

[名](スル)十分に酒に酔うこと。
「彼はあたかも―した人のようであった」〈藤村・春〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「酣酔」の意味・読み・例文・類語

かん‐すい【酣酔】

  1. 〘 名詞 〙 十分に酒を飲み酔うこと。
    1. [初出の実例]「遂杖酣酔、各発詠哥」(出典:栄花物語(1028‐92頃)殿上の花見)
    2. 「凡夫の酒に酣酔(カンスイ)して心くらく威儀乱たるを見て」(出典翁問答(1650)下)
    3. [その他の文献]〔晉書‐阮籍伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android