酸漿提灯(読み)ホオズキヂョウチン

デジタル大辞泉 「酸漿提灯」の意味・読み・例文・類語

ほおずき‐ぢょうちん〔ほほづきヂヤウチン〕【酸漿灯】

赤い紙をはった小さな丸い提灯。商店の飾りなどに用いる。

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精選版 日本国語大辞典 「酸漿提灯」の意味・読み・例文・類語

ほおずき‐ぢょうちんほほづきヂャウチン【酸漿提灯・鬼灯提灯】

  1. 〘 名詞 〙 赤い紙を張った小さい球形のちょうちん店先装飾提灯行列、また、子ども玩具に用いる。
    1. [初出の実例]「灸すえは臍土器の内にすむ〈西吟〉 気がかるふなるはうつき挑灯〈西六〉」(出典:俳諧・西鶴五百韻(1679)何秤)

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世界大百科事典(旧版)内の酸漿提灯の言及

【提灯】より

…一般庶民にひろく使用されたが,武士が馬上に用いた馬乗(馬上)提灯はその上製品である。ほおずき(酸漿)提灯もぶら提灯の一種で,赤,紅白などの色彩をほどこした小型のものである。古くから用いられたが,今日でも提灯行列や祝賀装飾などに用いられ,海外にも輸出されている。…

※「酸漿提灯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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