提灯行列(読み)ちょうちんぎょうれつ

精選版 日本国語大辞典「提灯行列」の解説

ちょうちん‐ぎょうれつ チャウチンギャウレツ【提灯行列】

〘名〙 祝意を表わす行事の際や祭礼の時に、をともした提灯を手に手に持って、夜間を組んで行進すること。また、その行列
※東京朝日新聞‐明治三七年(1904)五月一〇日「市民大祝捷会の提灯行列は、一昨夜を以て実行せられたり」
[語誌](1)幕末の洋行使節によって紹介されたアメリカのたいまつ行進が、たいまつを提灯に変えて行なわれたもの。明治六年(一八七三)に、医学校の外国人教授ミルレルの誕生日祝いに教員らが行なったものが最初という。
(2)日清戦争(一八九四‐九五)や日露戦争一九〇四‐〇五)の戦勝に際して大々的に行なわれ、明治三〇年代後半から一般化し、国家にとって祝うべき日に広く行なわれるようになった。

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デジタル大辞泉「提灯行列」の解説

ちょうちん‐ぎょうれつ〔チヤウチンギヤウレツ〕【灯行列】

祝賀の行事などのとき、祝意を表すために多くの人が夜、火のついた提灯を持ち、列を組んで行進すること。また、その行列。

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世界大百科事典 第2版「提灯行列」の解説

ちょうちんぎょうれつ【提灯行列】

戦勝や各種の祝いごとなどの際に,祝意を表するために,たくさんの人々が火をともした提灯を持って,夜間,列を組んで街路をねり歩く行事。1873年に開成学校教職員が同校のミルレル教頭の誕生日を祝って行ったのが最初であるとされる。ところで,提灯行列の原型は,1860年(万延1)に幕府使節がアメリカのフィラデルフィアを訪れた際に,手に手に花火を持った約3000人の市民が楽隊の演奏にあわせて市中を行進した歓迎行事に由来するという。

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