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西吟 さいぎん

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世界大百科事典 第2版の解説

さいぎん【西吟】

?‐1709(宝永6)
江戸前期の俳人。姓は水田,名は元清,通称は庄左衛門,別号は桜山子,落月庵,岡松軒。摂津国巌屋(現,神戸市灘区)の人。摂津守荒木村重の家臣水田和兵衛の4世。水田氏は代々和歌・連歌の風流に遊ぶ文化的家系で,西吟もはやくから大坂に出て宗因に俳諧を学び,のち西鶴に属して有力な取巻きの一人となった。1676年(延宝4)《昼網集》の万句を興行して俳諧宗匠となり,西翁(さいおう)(宗因)の1字を拝領して西吟を名のり,大坂中町に俳諧の会所を開いた。

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世界大百科事典内の西吟の言及

【好色一代男】より

…井原西鶴の最初の小説であるとともに,浮世草子と呼ばれる近世小説に道をつけた作品でもある。8巻54章からなり,各章に西鶴自筆の挿絵を載せ,跋文を西吟が書いている。世之介一代の女色男色あわせての好色遍歴を,《源氏物語》54帖にならって第1章7歳から第54章60歳まで,1章1歳の年立てによって構成しているが,全体を一部と二部に大別できる。…

※「西吟」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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