醇味(読み)ジュンミ

デジタル大辞泉 「醇味」の意味・読み・例文・類語

じゅん‐み【×醇味】

こくのある酒の味。美酒の味。
前後左右を忘却して、酔い入りたるが如き―をむ」〈抱月・囚はれたる文芸〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「醇味」の意味・読み・例文・類語

じゅん‐み【醇味】

  1. 〘 名詞 〙
  2. まじりけのない濃厚な味。
  3. 水でうすめない濃い酒の味。美酒の味。
    1. [初出の実例]「前後左右を忘却して、酔ひ入りたるが如き醇味を嘗む」(出典:囚はれたる文芸(1906)〈島村抱月〉一四)
    2. [その他の文献]〔梅堯臣‐自和詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「醇味」の読み・字形・画数・意味

【醇味】じゆんみ

美酒。

字通「醇」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android