重が上の小夜衣(読み)おもきがうえのさよごろも

精選版 日本国語大辞典 「重が上の小夜衣」の意味・読み・例文・類語

おもき【重】 が 上(うえ)の小夜衣(さよごろも)

  1. ( 「新古今集‐釈教」の「さらぬだにおもきがうへのさよ衣わがつまならぬつまな重ねそ〈寂然〉」から出たもの ) ただでさえも重たい夜具の上にさらに夜具を重ねるという意味から、妻(夫)があるのに情婦情夫)をもつことをいう。
    1. [初出の実例]「わが思ひ、重きが上の小夜衣、重ねて憂き目を三瀬川に、沈み果てなば」(出典:謡曲・通小町(1384頃))

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