デジタル大辞泉
「重くれる」の意味・読み・例文・類語
おも‐く・れる【重くれる】
[動ラ下一]重そうである。重苦しそうに見える。
「常なる着る物の下がへに綿をふくませ、その姿―・れて」〈浮・一代女・二〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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おも‐く・れる【重くれる】
- 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙 重たそうである。いやに重苦しい感じになる。しつこくていやけをさそう。また、もったいぶる。
- [初出の実例]「忔は、をもくれたる心ぞ」(出典:史記抄(1477)三)
- 「常なる著(きる)物の下がへに綿をふくませ、その姿おもくれて」(出典:浮世草子・好色一代女(1686)二)
- 「当年の俄なども初は手かるくておかしかりしが、後は段々おもくれて〈略〉気の毒なりと心有人々の評判も有しぞかし」(出典:滑稽本・風来六部集(1780)里のをだ巻評)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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