重ね着る(読み)かさねきる

精選版 日本国語大辞典 「重ね着る」の意味・読み・例文・類語

かさね‐・きる【重着】

  1. 〘 他動詞 カ行上一 〙 重ねて着る。重ね着をする。
    1. [初出の実例]「ま榛(はり)もち にほしし衣に 高麗錦 紐に縫ひ着け 刺部重部 並み累服(かさねきて)」(出典万葉集(8C後)一六・三七九一)
    2. 「墨染(すみぞめ)にあけの衣をかさねきて涙の色のふたへなる哉〈中臣輔親〉」(出典:後拾遺和歌集(1086)雑一・八九二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android