ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「重力式柱状採泥器」の意味・わかりやすい解説 重力式柱状採泥器じゅうりょくしきちゅうじょうさいでいきgravity corer 自重によって海底に貫入し,堆積物を柱状に採集する採泥器。落下の仕方によって制動落下型と自由落下型に分けられる。また,小型で広く用いられているものにフレガー式がある。直径 38mm,長さ 1~1.5mの短い採泥管に外径 35mmのプラスチック管を内蔵し,取りはずしのできる刃がついている。下部には試料の脱落を防ぐためスプリング型のコアテリナーがついており,上部には海水流出防止のゴム弁のチェックバルブがついていて,表層堆積物と直上海水を採集できる。(→コア掘) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by