重力成層(読み)じゅうりょくせいそう(その他表記)gravity stratification

岩石学辞典 「重力成層」の解説

重力成層

火成岩に見られる層状構造で,堆積岩級化成層に類似しており,マフィック鉱物に富む層は下部に,珪長質鉱物に富む層は上部になる傾向がある.この語は液体状の環境の中で重力によって鉱物が機械的に分離され層が形成されたことを示している.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android