重力成層(読み)じゅうりょくせいそう(英語表記)gravity stratification

岩石学辞典 「重力成層」の解説

重力成層

火成岩に見られる層状構造で,堆積岩級化成層に類似しており,マフィック鉱物に富む層は下部に,珪長質鉱物に富む層は上部になる傾向がある.この語は液体状の環境の中で重力によって鉱物が機械的に分離され層が形成されたことを示している.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android