共同通信ニュース用語解説 「重力波望遠鏡LIGO」の解説
重力波望遠鏡LIGO
アインシュタインが予言した重力波を捉えるため、米国の2カ所に建設された観測施設。一辺の長さが4キロある巨大なL字形をしている。真空パイプの両方向に中央からレーザー光を放ち、先端の鏡で反射して戻ってきた光が干渉する様子を調べる。一辺の長さが重力波の影響で変化すると、光が戻る時間にずれが出て分かる仕組み。1994年に建設開始。2002~10年の運用では観測できなかったが、性能を高めて15年に再開し、重力波の観測に成功した。(共同)
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