重合油(読み)ジュウゴウユ

デジタル大辞泉 「重合油」の意味・読み・例文・類語

じゅうごう‐ゆ〔ヂユウガフ‐〕【重合油】

重合反応によって得られる油の総称。比較的粘稠ねんちゅうなものが多い。スタンド油が知られる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版 「重合油」の解説

重合油
ジュウゴウユ
polymerized oil

重合反応によって得られた比較的粘ちゅうな有機液体の通称印刷ワニスエナメルペイントなどに用いられるスタンド油も重合油である.また,潤滑関係では,ブテンなどのオレフィンの重合または酸化エチレンなどの重縮合などで得られた合成潤滑油も重合油の一種である.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「重合油」の解説

重合油

 アシルグリセロール分子が2個以上結合した粘稠な油.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android