重土十字沸石(読み)じゅうどじゅうじふっせき

最新 地学事典 「重土十字沸石」の解説

じゅうどじゅうじふっせき
重土十字沸石

harmotome

化学式(Ba0.5, Ca0.5, K, Na)x(AlxSi16x O32)・12H2Oで表わされ,ふつうxは4〜5の沸石IMAでは,Ba2[Si12Al4]O32・12H2Oを採用。ハーモトームとも。沸石族の一種。単斜晶系,空間群P21/m。格子定数a0.9869nm, b1.4130, c0.8709, β124.74°,単位格子中2分子含む。双晶した擬正方柱状結晶,それらがさらに貫入双晶して十字形になることも多い。ガラス光沢。劈開{010}明瞭。硬度4〜5。比重2.41〜2.47。無,白,灰,ピンク,黄色,条痕白色。光軸面(010) ,方位Z = b ,X ∧ a = 63〜67°,二軸性正,屈折率α1.503〜1.508, β1.505〜1.509, γ1.508〜1.514,2V = 43°。塩酸で分解。火山岩の脈や空洞中に産するが,マンガン鉱化作用に伴ったり,片麻岩中にもみられる。双晶形態から,ギリシア語のharmos(接合部)およびtemnein(切ること)から命名

執筆者:

参照項目:十字沸石

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 松原 青木

《モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから》冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「冬将軍の訪れ」《季 冬》...

冬将軍の用語解説を読む