…(1)単一楽器による独奏に対して,二つ以上の楽器による演奏形態(まれに声楽を含む)およびその音楽をいう。合奏には,1声部1楽器で奏する重奏と,各声部に複数の楽器をあてるものとに大別される。重奏の典型は室内楽で,声部数によって二重奏,三重奏(トリオtrio),四重奏(クアルテットquartetto)などと呼ばれるし,使用楽器によってピアノ三重奏,弦楽四重奏,管楽八重奏などとも称される。…
…声楽に対する言葉で,楽器により演奏される音楽をさすが,器楽に含まれる形態にも部分的に声楽を含むものがある(ベートーベンの《第九交響曲》など)。器楽は演奏に要する楽器の編成にしたがって独奏,重奏,合奏に区別され,さらに使用楽器によってピアノ独奏,弦楽四重奏,クラリネット五重奏(弦楽四重奏とクラリネット一つ)などに分けられる。複数奏者による編成のうち,各声部を独立した1人の奏者が受け持つ場合を重奏,2人以上からなる声部を含む場合を合奏と呼ぶのが普通である。…
…一般に1パートを1人の奏者が受けもつ重奏形態の器楽合奏曲をさし,2人から10人程度の奏者で編成される。ただし,その概念および編成は時代によって異なっており,この定義は主として古典派以降の室内楽に該当する。…
※「重奏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...