…また,節日のうち最も重要なのが正月であることから,正月料理をさすようになり,さらにその中の祝肴(しゆこう)その他の組重(くみじゆう)の物をいうことが多くなった。組重は重詰料理のことである。文化年間(1804‐18)に屋代弘賢が全国各地に質問状を出して民俗を問い合わせた《諸国風俗問状》に〈組重の事,数の子田作(ごまめ)たたき牛房煮豆等通例,其外何様の品候哉〉という質問があり,当時すでに子孫繁栄,豊作,健康(まめ)を意味するめでたい食品として,かずのこ,ごまめ,黒豆を基本的な祝肴とする風習が全国的であったことをうかがわせる。…
※「重詰」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...