野取(読み)のとり

精選版 日本国語大辞典 「野取」の意味・読み・例文・類語

の‐とり【野取】

〘名〙 (「のどり」とも) 野に放ってある牛馬などをそのままの状態で捕えること。また、それらの牛馬を無断で取ること。
高野山文書‐建治元年(1275)五月日・阿氐河庄上村百姓等訴状案「剰又馬牛等を野取に取て、被責仕之間」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android