野守の鏡(読み)ノモリノカガミ

デジタル大辞泉 「野守の鏡」の意味・読み・例文・類語

のもり‐の‐かがみ【野守の鏡】

たか狩りの途中で逃げた鷹を、野守がたまり水に映る影を見て発見したという故事から》野中の水を鏡にたとえていう語。
「花のころを影にうつせば秋の夜の月も―なりけり」〈山家集・上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「野守の鏡」の意味・読み・例文・類語

のもり【野守】 の 鏡(かがみ)

  1. 野中の水に物影の映ることを、鏡にたとえていう語。
    1. [初出の実例]「はし鷹の野守のかがみえてしがな思ひおもはずよそながらみむ」(出典:俊頼髄脳(1115頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む