野幌原野(読み)のつぽろげんや

日本歴史地名大系 「野幌原野」の解説

野幌原野
のつぽろげんや

野幌丘陵と江別川(現千歳川)の間、現江別市東野幌地区と現北広島市北部に広がる低湿泥炭地帯。当原野は殖民地区画測量に先立って、明治二四年(一八九一)北越殖民社が二〇〇万坪の貸下げを受けていたため、殖民地区画測量は現北広島市区域にとどまっている。同二六年同社は原野中央部の耕作不能地帯四七〇町歩(一四一万坪)を返還。開墾は丘陵周辺沿いと千歳川沿岸にとどまった。昭和初期江別町の基本財産とされたが、「周辺部は低湿で中央高く、やちまなこを有する」(野幌部落史)と記される状態で、開墾計画はあったが着手されなかった。昭和二三年(一九四八)キリスト部落構想があったが、同二六年農地開発事業地(二四一ヘクタール)として国が買収した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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