野文(読み)のぶみ

精選版 日本国語大辞典 「野文」の意味・読み・例文・類語

の‐ぶみ【野文】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代貧乏人身元不明の者などの葬式の時、僧侶が式に加わって直接に引導を渡す代わりに与えた文書
    1. [初出の実例]「土葬迚野文の留めも穴賢」(出典:俳諧・広原海(1703)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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