野新郷(読み)かどのしんごう

日本歴史地名大系 「野新郷」の解説

野新郷
かどのしんごう

応永六年(一三九九)頃と推定される醍醐寺方管領諸門跡等所領目録(醍醐寺文書)、あるいは応仁二年(一四六八)閏一〇月四日の醍醐寺方管領諸門跡等所領目録(同文書)などにみえ、丹波篠村しのむら八幡宮(現京都府亀岡市)領であった。永徳二年(一三八二)一二月一五日の普明国師管領寺院寺領目録(鹿王院文書)によれば、葛野新郷の三分の一が宝幢ほうどう寺勝幢庵(現京都市右京区鹿王院)領となっており、「予州寄進」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む