野方町(読み)のがたまち

日本歴史地名大系 「野方町」の解説

野方町
のがたまち

[現在地名]高松市今新町いまじんまち御坊町ごぼうまち塩屋町しおやまち

桶屋おけや町と無量寿むりようじゆ院の間にある町人町。東西約四〇間・南北約四〇間の小区(天保一五年城下図)町名の由来は当地付近が香東こうとう篦原のはら野潟のがた村であったことによるという。天正一一年(一五八三)二月二八日、十河存保は野原野潟にあった寺に対し、三木みき池戸の四覚寺原いけのべのしかくじはら(現木田郡三木町)に移転するよう命じている(興正寺文書)。これが「野潟」の地名の初見で、高松興正寺別院の旧地であったことがわかる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む