野末村(読み)のすえむら

日本歴史地名大系 「野末村」の解説

野末村
のすえむら

[現在地名]稲垣村穂積ほづみ

岩木川の西側堤防に沿って南北に発達し、南は楽田らくた村、西は田圃を隔てて穂積村細沼ほそぬま村。

高橋家由緒書(西津軽郡史)によれば、元禄二年(一六八九)に高橋太左衛門繁達が開拓したという。享保一二年(一七二七)には広須組に属し、川通三二ヵ村の一つで村位は下と定められた(平山日記)。元文元年(一七三六)検地帳によれば、田畑屋敷合せて七町四反六畝一四歩、村高は四五・〇五九石であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android