野間文芸賞(読み)ノマブンゲイショウ

デジタル大辞泉プラス 「野間文芸賞」の解説

野間文芸賞

野間文化財団が主催する文学賞。「野間賞」と通称される。優れた純文学作品および評論を顕彰する。“野間三賞”のひとつ。講談社の創業者、野間清治遺志により設立された野間奉公会(野間文化財団の前身)が1941年に創設。1946年から一時中断するが、1953年、第6回から再開。中断前の第5回までは作品ではなく作家個人を対象とした。第1回受賞者は真山青果。賞が復活した第6回の受賞作は丹羽文雄「蛇と鳩」。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

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