精選版 日本国語大辞典 「金の範」の意味・読み・例文・類語 きん【金】 の 範(ざい) ( 「範」は采配の二字の草書体を一字に誤ったものか ) 金の采配(さいはい)。三十三間堂などで行なわれた大矢数(おおやかず)のときに、五〇〇本射るごとにこれを振った。[初出の実例]「第二の射初大鵬羽うって金の範〈西波〉 のぞみは四千里舞鶴の春〈西鶴〉」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681)第一一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例