日本歴史地名大系 「金ヶ子町」の解説 金ヶ子町かねがずしまち 福井県:敦賀市敦賀津内町金ヶ子町[現在地名]敦賀市相生(あいおい)町東は鵜飼辻子(うがいがずし)町、西は笙(しよう)ノ川を隔てて、川西(かわにし)の十軒(じゆつけん)町。慶長二年(一五九七)二月一二日付屋敷地子免許状(刀根家文書)に「金ケ辻子」とみえる。「敦賀志」は「宮本家記」を引用し「佐州の神人金ノ常光在宿の旧坊を金ケ辻子と云」とし、「又一説ニハ、中世出雲国杵築より粟本三郎兵衛と云者、爰に来りて鉄を売しよりの名也と云」と伝える。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報