金国山(読み)かなくにやま

日本歴史地名大系 「金国山」の解説

金国山
かなくにやま

現田川市と嘉穂かほ庄内しようない町にまたがる金国山系の最高峰。標高四二一・六メートル。南は猪膝いのひざ山、北はしろ山に連なる。明治六年(一八七三)山口県下関からの米の値段を通報するため米相場師が山頂で昼は旗、夜は烽火を焚いて合図していたが、当時旱魃に苦しんでいた旧筑前上嘉麻かみかま地方の農民は、米価高騰の原因はこれら米相場師の動きにもあると判断。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む