金子直(読み)カネコ タダシ

20世紀日本人名事典 「金子直」の解説

金子 直
カネコ タダシ

明治〜昭和期の陸軍中将,軍事研究家



生年
明治11(1878)年

没年
昭和6(1931)年5月17日

出生地
福井県

学歴〔年〕
陸士(10期)〔明治31年〕卒,陸大〔明治42年〕卒

経歴
参謀本部付となり、大正6年第一次世界大戦のヨーロッパに出張。帰国後、8年大佐になり野砲兵第10連隊長、10年参謀本部要塞課長、12年少将進級、野戦重砲兵第3旅団長、13年野砲兵学校教育部長、15年重砲兵学校校長などを歴任。特に野戦重砲の戦術研究、要員教育に力を注いだ。昭和3年中将となり、予備役に編入後は、大阪毎日新聞社社友として軍事方面の論説担当、航空戦研究の権威とされた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「金子直」の解説

金子直 かねこ-なおし

1878-1931 明治-昭和時代前期の軍人
明治11年生まれ。野戦重砲兵第三旅団長をへて重砲兵学校校長となる。昭和3年陸軍中将。のち大阪毎日新聞社社友として軍事関連の論説を担当。昭和6年5月17日死去。54歳。福井県出身。陸軍大学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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