金屋谷(読み)かなやだに

日本歴史地名大系 「金屋谷」の解説

金屋谷
かなやだに

[現在地名]宮津市字金屋谷

宮津城下の西部大久保おおくぼ山北西にあって多くの寺が集中している。北にある万町よろずまちの枝町で、「京極丹後守様御上地町地子並ニ家別」(「宮津事跡記」所引)は万町に続けて「反別之儀ハ皆原村小散田地 同町之分金屋谷家数四拾壱軒」と記す。

宮津日記」には延宝二(カ)(一六七四)に「大頂寺の下ヨリ仏性寺ノ間ヲ金(ママ)と申候、家数四十四軒有、是ヲ万町分ニ被仰付諸事之触渡ヲ申付ル筈ナリ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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