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金属超微粒子 きんぞくちょうびりゅうしsuper fine metal grain

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

金属超微粒子
きんぞくちょうびりゅうし
super fine metal grain

数百程度の金属原子の集団から成り,電子顕微鏡でしか見えない微細な金属粒子。超微粒子は,(1) 表面積が非常に大きい,(2) 表面エネルギーがきわめて大きく,その力で内部に超高圧力 (数十万気圧) が生じている,(3) 強磁性体では,1個の粒子が単磁区 (永久磁石) となり非常に高い抗磁力を示す,(4) 金属光沢はなく光を吸収する,(5) 低温で熱抵抗性が低く,熱の良導体である,(6) 粘性流動塑性変形が起こりやすく,焼結性がよい,などの特徴を持つ。大表面積のため酸化反応が急速に進むので超微粒子を酸化せずに作製するのが難しかったが,粒径 100nm (0.1μm) 以下のバラツキの少ない磁性合金超微粒子が作製され,ビデオテープを作る際のマスター磁気テープや,耐候性の優れたメタルテープが開発されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

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