耐候性(読み)たいこうせい

精選版 日本国語大辞典 「耐候性」の意味・読み・例文・類語

たいこう‐せい【耐候性】

〘名〙 材料屋外に放置したときの耐久性。屋外では風雨日照、寒さ、酸素オゾン、煙、塩害などのため、材料は屋内よりも速く劣化する。そこで耐光、耐熱耐寒耐水、耐大気、機械強度などを総合的に評価する必要が生じて測定するようになった。〔欠陥商品(1970)〕

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デジタル大辞泉 「耐候性」の意味・読み・例文・類語

たいこう‐せい【耐候性】

建築材料を屋外で使用する際の耐久性。太陽光・風雨・温度変化などに対し、変質や劣化を起こしにくい性質

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