精選版 日本国語大辞典 「金箸」の意味・読み・例文・類語 かな‐ばし【金箸】 〘 名詞 〙 鍛冶屋が鍛えるものをはさむのに用いる、大きなはさみのようなもの。金鋏(かなばさみ)。やっとこ。[初出の実例]「鉗(カナハシ)を以て口を開けて灌ぐに洋の銅を以てす」(出典:大智度論平安初期点(850頃か)一六)「かなばしにて歯を突き破りて、その舌を引き出だして是を斬りつ」(出典:奥州後三年記(1347)下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例